土 佐 弁』 輸 出 化 計 画〜!!
 
 

 普段、日常生活でよく使っている土佐弁を県外にも送り出そう、というかなり無理のある計画。
この中で気に入った言葉があれば、1つでも2つでも使ってもらえるとこの計画は目的を果たしたことになりまする。
方言って、パソコンで文章を打っているときは、意識的にしない限りかなり標準語に近いはずなのに、会話だと
言葉の端々に出て来るんですよねぇ。
かえって標準語ばかりで喋ろうとしても、不自然だったりぎこちないのです。
そして、5分と持たない・・・
 
 

△▼私は、この言葉を、標準語で表すことが出来ない!▼△

  *ぬべる=お風呂が熱いとき、水を加えて適温にすることをいう
     
 応用的に、コーヒーやお茶が熱くて、でもすぐ飲みたいって時に水を少し加える時にも使ったりしますが、
この場合はコーヒー、お茶とも水とは物質が違うので「水で薄める」と言う表現でも違和感はないです。
でも、お風呂の場合は、お湯と水は同一のH2Oだから「薄める」という言い方が馴染まなくて、自分には
「ぬべる」としか言えない言葉なんです。
これを、標準語でシンプルに言い表した言葉は何なのでしょう??

 * 7/23追記その1・へる氏より「ぬべる」に対する標準語は「埋める」であるとの情報をいただきました。
Thank youです!
(いなうさ的には「埋める」というのは、何かを土に埋蔵するか、クロスワードパズルなどを解いていく状態しか
使わないですねぇ、笑)
 

△▼県外進出をめざせ?!な土佐弁たち▼△

*壊す、崩す      お金を細かいのに両替してもらうときによく使います。
                     「1,000円壊れん?」とか「5,000円崩して」というふうに。

*まける             勝ち負けではなく、コップなどの器から液体がこぼれる時に使われます。
            ちなみに、表面張力くらいまで注いだ状態を「まけまけいっぱい」(こぼれそうなくらい
            いっぱい入ってるから、でしょう)と言います。 
             昔は、人のコップにお酒を「まけまけいっぱい」まで注ぐのが得意でよくやってました。
            注がれた人は、「もぅ〜、まけるろう」とか言いながら、手で持つと酒がこぼれるので、
            先に口でズズッと少し飲んでから、やっとコップが手に持てるようになるのでした(^◇^)

*なんちゃあじゃない   「どういたしまして。礼にはよびませんよ。」と言うニュアンスで田舎ではよく使われます。

*なんぼいうたち      2つの意味があります。
              1.=いくらなんでも
                なんぼいうたち、あんまりことでねぇ・・・(いくらなんでも、あまりにひどいんじゃないの)
              2.=どれくらい言っても
                なんぼいうたち、聞かん。(どれくらい言い聞かせても、言うことを聞かない) 

*しわい         しぶとい、しつこいの意味

*ぼっちり       服のサイズや料理の味付けなどが、ちょうどいい具合を指す

*ほっこりせん    何となくしっくり来ない、あまり気が乗らない、というようなやや煮え切らない心理状態を指す。
               お見合いの結果(身内内の会話)とかによく使われるみたいです。
              絶対イヤだ、ではないけど、どっちかというと不可かなぁ〜という心理状態らしい。
              ちなみにσ(^_^; は、お見合いには向かない人種なので未知の世界です。
               もうひとつついでに、「ほっこりせん」が否定形だからといって、逆の「ほっこりする」という言葉は
              存在しません。

*〜ちゅう         いろんな動詞にくっついて使われる、土佐弁独自の言葉。
            あの「だっちゅーの」も土佐弁から取ったのか?とよく思ってましたねぇ。

           知ってる?=知っちゅう?、均衡してあまり差のないこと=ぶっちゅう
            隠してるでしょう?=隠しちゅうろ〜?、よく見てますね=よう見ちゅうね〜
           思っているけれど=思うちゅうけんど、分かっているよ=分かっちゅう
            などなど。

           こうして、表記したら「〜ている」=「〜ちゅう」になっちゅうがやね(笑
           でも、細かく言うたら、現在進行形では「〜ちゅう」の表現はされず、例えば「今、見ているところ」だったら
           「今、見ちゅうところ」とは言わず「今、見ゆところ」となるき、えーと、「〜ている」=「〜ゆ」か「〜ゆう」
           ながや・・・。(土佐弁で独り言中)

           整理すると、「〜ちゅう」は動詞の過去から継続していること的に使われて、「〜ゆ」・「〜ゆう」は動詞の
           現在形的に使われておりまする。
           上の、知ってる?も隠してるでしょう?、よく見てますね、どれも過去に起こって(今も)継続している行動に
           ついて言っていることですよね。
           【まさに今】の行動を表すときは、何してるの?=何しゆうが?、読んでるよ=読みゆうよ、と変換するのです。
 

  実のところ、こうやって書いてみて、初めて「〜ちゅう」と「〜ゆ」の違いに気付いて、不思議な発見をした気になっている
いなうさでありました。
文法的な理屈を知らなくても、生まれ育ったところの言葉っていうのは自然に喋れるってコトなんですね。
小さいときなら、外国語もすんなり耳に入って吸収出来る能力があるというから、そういう頃に2カ国を行き来して
生活してたら楽勝だったのにね〜。
日本語ほど浅い息しか必要のない言葉はないそうで、その積み重ねが日本人の歌のパワーの乏しさに直結してると
いうのも納得です。
洋楽を聴いたら、息の深さやパワー、全然違いますもんね。(無念)

 *7/23追記その2・へる氏より「壊す・崩す」共に標準語ですよ。(辞書に存在する)との情報をいただきました。
Thank youです2!
(県外の人で、そういう言い方をする人を知らないから、てっきり特有と思ってました。)
純粋な土佐弁が減ったので、新たに3語足してみました。(「しわい」「ぼっちり」「ほっこりせん」)
 

 土佐弁を語ろうとしたら、最後は意外な展開で歌に辿り着いてしまって、自分一人が納得したんですが、一つでも気に入った
言葉があったら、暮らしの中に取り入れてやってくださいな(笑
最後に、思い付きで、この歌を土佐弁にしたらどうなるか?にチャレンジしてみました。
きっと同郷の人にしか分からないとは思うんですけど・・・(^^;
一人で変換してて、結構面白かったです。
何とな〜く、雰囲気だけでも味わってみてください(笑
土佐弁になった箇所は太字になっています。
 

♪ドリカムの「LOVE LOVE LOVE」

ねぇ どういて うんとうんと好きなこと
ただ 伝えたいばぁやのに ルルルルル
うもう 言えんがやろう・・・

ねぇ どういて うんと愛しちゅう人に
愛しちゅう と言うばあで ルルルルル
涙が 出るがやろう・・・

ふたぁり 出おうた日が
ちっとずつ思い出になっても

愛しちゅう 愛しちゅう ルルルルル
ねぇ どういて
涙が 出るがやろう・・・

涙が 出るがやろう・・・

LOVE LOVE LOVE 愛を叫ぼう 愛を呼ぼう
LOVE LOVE LOVE 愛を叫ぼう 愛を呼ぼう
 
 

♪B'zの「裸足の女神」

どればぁ泣いたら朝が包んでくれる
鏡の中の 濡れた唇を噛む

街中が裏切りにあふれちゅうと どくれるだけのヤツもおるけんど
君はこじゃんと重い恋のダメージも 腹にしのべて明日を見つめゆう

OH MY 裸足の女神よ キズをかくさんでえいよ
痛みを知っちゅうまなざしは 深く澄んでもう萎れることはない

どこまで走ればあの人に会える
知らず知らず優しさ 求めろいろいする

はかないだけの強がりに見えるがやったら いっそだれかに抱きついたらえい
情けないヤジばかり飛ばすばぁの ヒマジンらぁよりよっぽどえいき

OH MY 裸足の女神よ キズをかくさんでえいよ
痛みを知っちゅうまなざしは 深く澄んでもう萎れることはない
 
OH MY 裸足の女神よ キズをかくさんでえいで
風に消されることのない 歓びさがそう
DON'T  YOU  CRY
MY 裸足の女神よ  ひとりで泣かんでもえいよ
心から他人(だれか)にほほえむ 君の肩をひき寄せたいちや
 

・・・とまぁ、こんな感じに変換されます。
 
 
 

                                 

8/16追記・「8/14グライさん帰省記念オフ」で歌った
カラオケで歌うのは最初で最後という幻の土佐弁ソングです。
(これは、自分が歌う前提で変換したから、語数的には歌いやすかったよ♪)

山下久美子の「宝石」

風の吹く 遠い街であなたが
同じ月 見上げゆう
淋しさを消すように 微笑んだ星屑は
夜空へ飛んだ 私の心
気持ちを声にすると 何か足りないけんど
せつのうてあふれだすこの言葉 もう止まらんき

※大好きよ 好きよ 好きより もっと
   好きよ 好きよ 好きなが ずっと
   あなたのそばへ 飛んでゆきたい
   恋しゅうて… 燃えて… 抱きしめおうて
   揺れて… 揺れて… 光になった

 愛を 届けたい

テ−ブルに いつも飾る向日葵
辛口の ワイン冷やいて
もしあなた突然に もんて来たらわかるはず
時計を止めて 待ぁちょった
こんなに離れちょっても なぜ愛は輝くが
この胸のときめきは永遠の 宝石やきに

◇ 大好きよ 好きよ 好きより もっと
    好きよ 好きよ 好きなが ずっと

まばたきの度 想っちゅうきね
 [※印くりかえし]

まけまけいっぱいの 愛をあげたい
 [◇印くりかえし]
 

いなうさ的には、なんと言っても最後の「まけまけいっぱいの愛」が気にいっちょります(爆
「まける」や「まけまけいっぱい」は、実際には液体にしか使わない用語なんですが、ひらめいてしまったので
変換、そして歌う。
でも、オフ前から決意してたとおり、歌うのは1回限り、つまりもう歌わないんだよ〜(笑
理由)原曲のままでも、土佐弁バージョンであろうと、(大好きとか愛してる系を連呼するUTAは)
こっ恥ずかしいから(^^;;  以上。
 
 
 

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